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沖縄の三線

沖縄の三線が国の伝統的工芸品の指定されブランド化へ向けて大きく前進!気になる三線の歴史や特徴、現在の値段などについて

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沖縄の三線が国の伝統的工芸品の指定された経緯

三線を国の伝統的工芸品の指定するには、日用品であることや100年以上続く伝統的な技術・技法であることなど複数の要件があります。

沖縄県三線製作事業協同組合は、県産三線普及ブランド化委員会を平成16年に発足し、ブランド化事業の一環として伝統的工芸品の指定を目指して活動を行い2018年11月、ついに経済産業省の審議を経て正式に決定されることとなりました。

楽器が伝統的工芸品に指定されるのは全国で2件目であり、とても珍しいケースです。

沖縄の三線の歴史

沖縄の三線(サンシン)は三味線とは呼びません。形はよく似ていますが、音色やさまざまな点で違いがあります。

この沖縄の三線は、中国福建省で生まれた弦楽器、三弦(さんげん)を原型とする楽器で、13世紀後半~15世紀以降に琉球王国(現在の沖縄県)に伝えられ、独自に発展した楽器です。

戦国時代(15世紀末から16世紀末)に、堺を経由して日本本土へ伝わり、三味線の起源の一つとなったとも考えられています。

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沖縄の三線の特徴

三線と比べて、三味線は棹(さお)が長く、中国の三弦(さんげん)は棹(さお)の長さの割には胴(三線の太鼓部分の木の枠のこと)が小さい。

三線のさお

三線は音を出す胴の部分にヘビ革を張っている点や、主に単音でメロディ部分を演奏する点も特徴の一つです。

三線のヘビ革

(くんくんしー)」という独特の記譜法(きふほう:楽譜を書くための一定の規則)を用いる。

この独特な記譜法は、中国の三弦で使用する楽譜「工六四」(くるるんしー、と沖縄で呼ばれる)が原点と考えられています。

工工四

この工工四(くんくんしー)でつくられた曲、沖縄音階には「レ」と「ラ」がありません。

「レ」と「ラ」が無い沖縄音階(琉球音階)こそが西洋音階との最大の違いといえます。

この独特な音階、インドネシア、東南アジアの音楽にも一部存在しており、また、鹿児島県の与論島、沖永良部島の民謡でも多用されてきました。

沖縄音楽でよく三線(沖縄音階)を使用するアーティストとしてBEGIN(ビギン)は有名です。

彼らのヒット曲「涙そうそう」や「島人ぬ宝」、「三線の花」などは、三線なしで成立しないと言っても過言ではありません。

また、BEGIN(ビギン)はギターと三線を融合させたオリジナル弦楽器「一五一会」(いちごいちえ)を作成し、セルフカヴァー、洋楽、スタンダードなど収めたアルバムなども発表しています。

この沖縄の音階で作られる独特なメロディー。

とても思いが伝わる曲が多いですね。

本土の方でも、この沖縄音階で作られた曲を聴くと「なぜか自然と涙が出る」と言うお話をよく聞きます。

そういう方は是非、のんびりとした沖縄の海や夕日を見ながら、生の三線を聴いてほしいものです。

沖縄の三線の値段

沖縄の三線の値段を、よく本土からいらした方に聞かれます。

そんな時、私は安く買いたいのですか?

それとも本格的なものがほしいのですか?と聞くようにしています。

三線は沖縄の家庭には一家に一台とまでは言いませんが、どこかしらに保管されていたりします。

なので、値段を気にしたことが無かったのですが、考えてみると本土の人なら無いのが当然ですし、値段が知りたいと言う気持ちもうなずけます。

おそらく、本土の方で三線に興味があると言う方は、ご自身で弾いてみたいとお考えでしょう。

話がそれましたが、値段は国際通りなどのお土産品店などを見ても、だいたい2~3万円あれば、いいものが買えます。

ただ、独特な音階というのを説明したとおり、やはり教本も買って帰るのがベストかと思います。

また、せっかく練習するなら本土の方でも知っている曲がお勧めです。

誰かの前で披露する機会が同時に得られると、練習のモチベーションも大幅にアップしますので、以下のバナーにあるようなセットを買って始めるといいでしょう。

販売元を調べてみましたが、カラクイや胴巻きを自由に選べて、自分好みの三線に無料でカスタマイズできるサービスなどもやっているので、セットメニューやサービス、探して回る手間などを考慮しても妥当な価格。

むしろちょっと安い気がします。

記事前半でも紹介したように、伝統的工芸品の指定を受け、三線がブランド化され値上がりする前に購入する方がベストかと。

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