慰霊の日

沖縄県の新人警察官が島守の塔の清掃をしてくれました

6月23日の慰霊の日を前にして、沖縄県の新人警察官の皆さんが、糸満市の平和祈念公園にある慰霊碑の清掃を行ったとの記事が、NHKで紹介されました。

沖縄戦で犠牲になった先人を追悼する気持ちが大切なのは、沖縄県で生活している人であれば身近なことです。その追悼のやり方はさまざまではありますが、今回の記事によると、より直接的な取り組みだと感銘を受けました。

その取り組みとは、今年の春から警察学校で学ぶ新人警察官40人が、糸満市の平和祈念公園にある慰霊碑「島守の塔」を清掃するというものです。

記事冒頭の写真はNHKさんの記事の動画のサムネイルですので、詳しくご覧になりたい方は、記事下部にあります引用元URLよりご覧ください。

島守の塔とは

「島守の塔」は沖縄戦で犠牲になった当時の県知事、島田叡氏や警察部長の荒井退造氏のほか県職員や警察官469人の名前が刻まれた石碑です。

なので戦没者全員の追悼というよりは、先輩方の追悼という意味合いが強いのですが、先人を想う気持ちや、心がけは大切なことなので、すごく良い取り組みだと感じました。

新人警察官の方々は、はじめに慰霊碑の前で1分間黙とうをした後、先人を追悼。ホウキで落ち葉を集めたり、刻銘板を雑巾で拭いたりと、丁寧に清掃してくれました。

島田知事や荒井警察部長への敬意

記事の中に、新人警察官の皆さんの気持ちが記されていましたので、そちらも紹介します。

以下は新人の女性警察官の感想。

「暑くて大変だったが、一生懸命清掃しました。島田知事や荒井警察部長のように県民1人1人に寄り添うような警察官を目指したい」

沖縄県では75年も前にあった戦争で、誰が何をしたのかについて、ドラマ化されたものや出版物、記録フィルム、体験者の生の証言などを通じて若い方々まで語り継がれています。

その解釈・感想は人それぞれですが、少しでもその時代を生きた人たちの声に耳を傾けることが、未来を見据えるうえで重要ではないでしょうか。

確かに知れば知るほど、辛い現実ではありますが、そこから目を背けるのではなく、少しでも受け止めて前へ進みたいものです。

そういう意味で、公務をなさる方々のこの取り組みは、いろんな意味で効果があると思います。

最後に、この清掃活動(追悼)は、6月16日も新人警察官36人が行います。

記事引用元:NHK NEWS WEB 2020年06月16日の記事より

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200616/5090010527.html